FC2ブログ

一皮むけた・・・

ひょんな事から仕事を再開し
1年後辞める直前に、上司から言われた。
「kukonatsuさんが来て、若い人たち、ひと皮もふた皮も剥けた感じがする・・・」と。
どういう意味だろうと、どうもわからなかったのだけれど
再び辞して、しばらくして自分なりにわかったような気がする。
私はお金のために仕事をしなければならなかったわけではなく
どうしてもやりたかったのだ、全力で仕事を。
今までも全力投球してきたことに違いはないのだけれど
結婚してすぐ子供が出来た私は
子供のことを考えないで、仕事のことだけを考えて仕事をすることはなかった。
どちらも一生懸命やったつもりだけど
いつも頭の片隅に、もう一方があった。
それが私には負い目であり、不満だった。
子育ては、学校の先生と子供の友達が育てた様なもの。
仕事だって学会発表一つできなかった。
結局私は何もかもが中途半端。
何もまとまったものを残せない半端人。
そんな思いがいつもあった。
でも偶然チャンスを得て、私は一度全身全霊で与えられたこの仕事に打ち込んでみようと思った。
子供のことも家事も自分のケアも全て考えず・・・・・。
思い切り、やりたいだけ。
ところが始めて見ると、これが思いの他、体力的にも頭の機能も衰えはひどく
途中何度か、ギブアップしようかと思ったほど辛かった。
でも、頑張った、ここでくじけたら又私は半端人間になってしまう。
私は私が生きていることの意味が欲しかった。
何をしても、中途半端で劣等感があって、自信がない自分が嫌いだった。
そして一年。
その間、私は正直自分のことしか考えてなかったし
若い人たちを思う余裕などなかった。
でも若い人たちには、そんな仕事の仕方があるんだと、新鮮に感じられたのかもしれない。
真摯に他人に向き合い、とことん考え、とことん人に寄り添い、そのために一生懸命勉強した。
奇しくも、ある人が言った、「今の若い人は、何でもサラリーマン化してるんだ。人の気持ちなんか考えちゃいない」。

私は若い人に何かを残そうなんて思いもしなかったし
生活のためと割り切り、勤務時間内に決められたことをすればいいという
役人的行動をとやかく言う気はない。
公務員の中には、どうやって権利を行使しつくそうかと考える人もいる。

でも仕事というものの捉え方や
違う価値観で生きる人がいること伝えられたら、それこそ望外の喜びだ。

でも、この一年でひと皮もふた皮も向けたのはむしろ私の方かもしれない。
いつも自信がなく、いつも負い目があって
いつも後ろめたかった私は「こんな自分でもやれることがある、若い人に負けない経験がある」
ささやかだけれどそんな自信を持つことができた。
この歳で最新の知識も、技術もないけれど
いろんな経験をしてきて、一生懸命頑張った来た自分がいる。
生身の生きた人間の悲しみや気持ちに、寄り添い共感してきた豊富な経験というものがある。
それだけは誇りを持っていいんじゃないか・・・・・

今日、ボロボロになった体と疲れきった頭が未だ回復しない中
清々しい公園を、ゆっくり歩いていて
ようやくもう一度歩き出そうという気になれた。
1年前の私とは違う自分がいる。

春が来て、桜が舞い、これからの時間が目の前に残されている。

岩崎宏美さんが歌うさだまさし作の「残したい歌について」という歌の歌詞に
   明日は明日の 私が生まれ
   今日とは違う 私を生きる
  ・・・・・・・・・・・
   明日は明日の 私が待ってる
   今日とは違う 私が待ってる

というフレーズがある。
確かにそうだ、昨日までの私に引きづられることはない。
明日の方が大事なのだ。

私の方こそひと皮もふた皮も剥けることができたのかもしれない。

今日は一旦寝て、起きてしまったら眠れなくなって
前の自分のブログを見返していて
この歌を思い出し、今一番書きたかったことを書きました。
もう昨日にとっての明日になってしまった。(もう3時を回った)
今日はどんな一日になるだろう。
健やかな一日になりますように・・・・・・・・・・・
スポンサーサイト



Secret

プロフィール

クコナツ

Author:クコナツ
新潟市在住 主婦
夫との2人暮らし
10年前、近郊にぼろいセカンドハウスを買い、週末は夫と共にその整備をしています。
趣味=テニス・家事・園芸
2009/12/10上腕部を骨折した事をきっかけにブログを始めました。
骨折は治りましたが、あたふた暮らしています。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

道のり

カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも一覧


自然治療法医の子育て 思わずにっこり!パラダイス日記

姫っちのお庭

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード