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ワクワク*\(^o^)/*

村岡花子訳「赤毛のアン」シリーズ
  「アンの友達」
の中に印象的なお話があります。

「ショウ老人の娘」という題のその物語は
ず~~っとず~っと私の心に残っています。
簡単なあらすじを・・・・・・・・・
村の変わり者のショウ老人には
一人娘セーラがいて、妻がその子を産んで亡くなった為
ショウ老人は男手一つで大事に大事にセーラを育ててきました。
二人はとても仲良しで
   「これほど完璧な、これほど申し分のない仲間同士はまたとなかった」
くらいでした。         (村岡訳)
そこへ金持ちのおばがやってきて
この子のためだと懇願し街へ連れて行ってしまいます。
内心都会を知ったら帰ってくるはずがないと思いつつ
卒業までという約束で連れて行くのです。・・・
ショウ老人も心を鬼にして本人のためだと
泣いて行きたくないという娘を手放し
3年後を心待ちにして毎日を過ごします。
その娘が帰ってくるという2日前から物語は始まります。
ショウ老人がウキウキと夢のように待ち望んだその時を迎える準備をしていると
となりのばあさんがやってきて
この人は意地悪で人の幸せを面白く思わない人なので
わざわざ老人に「セーラがここに満足すると思っているのかい、
華やかな都会生活をしてきた若い娘が!」と水を差しにやってきたのです。
そう言われたショウ老人は打ちのめされ
「そうかもしれない、それはそうだ、その通りかもしれない」と傷つき、一気に惨めになってしまう。
そして苦しみながらも娘のために帰ってきたら
「おばのもとへおかえり、自分は大丈夫だから」と言うつもりにまでなるのです。
ところが
弾むような足取りで娘がいきなり帰ってきます。
待ちきれなくて歩いて帰って来たのです。
そして
「あぁ父さん、本当にとうさんなの?あぁまたとうさんに会えてどんなに嬉しいか口には言えないわ」
田舎の家に帰ってきて大喜びする娘に
ショウ老人が聞く。
「本当にここで満足しているのかい?
あっちには愉快なことや面白いことがたくさんある
それが恋しくならないかい?」

すると娘が言うのです
「あちらの世界は素晴らしかった。
でもね、あそこには父さんがいないんですもの!」。
そして抱きつくのです。


この短い物語には父と娘の深い愛情が溢れていて
二人が再会した喜びがひしひしと伝わってきて
涙なしには読めません・・・

なんでこんなに長々と引用しているかというと
明日、正確には今日
娘がスペインから帰ってくるのです。
夫が大好きなカントリーハウスから、作業を投げ打って帰ってくるのは言うまでもありません。
二人の再会の様子が今から楽しみです(*´ω`*)

私は何故か父と娘の、アンの中のこの物語がすぐ思い浮かびました。

ちなみにこの物語の書き出しは
「あさってだ、あさってだ」と言いながら、
   ショウ老人はうれしそうに長い細い両手をこすり合わせた。
      *村岡訳
から始まります。
夫はきっと「あしただ、あしただ」と言いながら
今夜は眠りについた事でしょう
うっふっふ(*´ω`*)


*ちなみに娘はフランクフルトを発ち
今こちらに向かって飛ぶ飛行機の中です\(^^@)/
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プロフィール

クコナツ

Author:クコナツ
新潟市在住 主婦
夫との2人暮らし
10年前、近郊にぼろいセカンドハウスを買い、週末は夫と共にその整備をしています。
趣味=テニス・家事・園芸
2009/12/10上腕部を骨折した事をきっかけにブログを始めました。
骨折は治りましたが、あたふた暮らしています。

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