2010.08.01
少しずつ・・・・
割と心穏やかに母と別れて帰宅しました。
何故?・・・って?
う~ん、何ていったらいいのかなぁ・・・・・・
母があまり、苦しんだり辛そうだったりしてないからかもしれませんね。
うつらうつらいていて、時々受け答えするけど微笑んでいて・・・・
それが今まで見たこともないようなとってもいい笑顔で・・・、
だからかもしれません。
で・・・今日は、後ろ髪を惹かれる思いで母と別れて
(うとうとしてるくせに、握った手を離そうとすると強く握るんですよ、「行くの?」みたいに・・・)
向かった先は、そこから10分位のところにある日帰り温泉。
高台にあって、病室からも見えるのです。

そこで着てきたものを全部脱ぎ捨てて、露天風呂でくたびれた体をくてんっとさせて
地元のおばあさん連中の長い話の輪に入ってました。
「へぇ・・?ってことは仏様だけで留守家に置いてあるんかね。」
「そうなんだよ、気の毒に子どもは二人とも出て行っちゃったろ?」
どうやら同じ集落の一人暮らしの人が急に亡くなって、いい家が空き家になったと言う話題らしい。
突然であったので、せっかく新築した家には最近亡くなった方の仏壇だけが残されていると言う話。(^_-)-☆そして洗い場で隣になったおばあさんは、
自分の家を引き払って息子の家に孫の子守として同居してきたのだが
その孫が今春、二人とも東京で暮らすことになって
「おばあちゃん、来て」というから初めて東京に行ってみた。
家にいた時は「ありがとう」なんて言ったことがなかったのに
3人でご飯を食べたら「おばあちゃんありがとう」といってくれた。
今までのことが報われたと言うことを
ひとしきり私に話してくれ
裸で並んで楽しくおしゃべりしました。

挙句には「見附の何とかいうスーパーの近くだから近くに来たら寄っておくんなさい」といって別れました。
そして
思ったんです。
ここに母がいたら、きっと電話番号なんか交換して
友達になったかも・・・?
そうだ!母は別人のようになって今病院のベッドにいるけど
あれはもう、仮の姿なんじゃないだろうか・・・・・
元気で生き生きしていて、おしゃべりで、おせっかいで、賑やかな母は
魂になって、半分ここにいるみたいな気がする!
ふとそんな気がしたのです。
多分母は自分がいなくなることを受け入れる時間を
(私に)くれているんだ。
その為に頑張ってくれているのかもしれない。
そんな気がしてきました。
露天風呂で賑やかなおばあさんたちの中に母の姿が見えるような気がしました。
だから、割と穏やかな気持ちで、家に帰ってこれんたんです。
体はどこにあっても、母はいつも近くにいるような気がして・・・・
親ってありがたいもんですねぇ・・・・・
死に別れる時でさえ、子どもが受け入れられるように気を配って・・・
私の思い出の中の母は、もうあのベッドのやつれた姿ではなくなっていることに
今、気づきました。
何故?・・・って?
う~ん、何ていったらいいのかなぁ・・・・・・
母があまり、苦しんだり辛そうだったりしてないからかもしれませんね。
うつらうつらいていて、時々受け答えするけど微笑んでいて・・・・
それが今まで見たこともないようなとってもいい笑顔で・・・、
だからかもしれません。
で・・・今日は、後ろ髪を惹かれる思いで母と別れて
(うとうとしてるくせに、握った手を離そうとすると強く握るんですよ、「行くの?」みたいに・・・)
向かった先は、そこから10分位のところにある日帰り温泉。
高台にあって、病室からも見えるのです。

そこで着てきたものを全部脱ぎ捨てて、露天風呂でくたびれた体をくてんっとさせて
地元のおばあさん連中の長い話の輪に入ってました。
「へぇ・・?ってことは仏様だけで留守家に置いてあるんかね。」
「そうなんだよ、気の毒に子どもは二人とも出て行っちゃったろ?」
どうやら同じ集落の一人暮らしの人が急に亡くなって、いい家が空き家になったと言う話題らしい。
突然であったので、せっかく新築した家には最近亡くなった方の仏壇だけが残されていると言う話。(^_-)-☆そして洗い場で隣になったおばあさんは、
自分の家を引き払って息子の家に孫の子守として同居してきたのだが
その孫が今春、二人とも東京で暮らすことになって
「おばあちゃん、来て」というから初めて東京に行ってみた。
家にいた時は「ありがとう」なんて言ったことがなかったのに
3人でご飯を食べたら「おばあちゃんありがとう」といってくれた。
今までのことが報われたと言うことを
ひとしきり私に話してくれ
裸で並んで楽しくおしゃべりしました。

挙句には「見附の何とかいうスーパーの近くだから近くに来たら寄っておくんなさい」といって別れました。
そして
思ったんです。
ここに母がいたら、きっと電話番号なんか交換して
友達になったかも・・・?
そうだ!母は別人のようになって今病院のベッドにいるけど
あれはもう、仮の姿なんじゃないだろうか・・・・・
元気で生き生きしていて、おしゃべりで、おせっかいで、賑やかな母は
魂になって、半分ここにいるみたいな気がする!
ふとそんな気がしたのです。
多分母は自分がいなくなることを受け入れる時間を
(私に)くれているんだ。
その為に頑張ってくれているのかもしれない。
そんな気がしてきました。
露天風呂で賑やかなおばあさんたちの中に母の姿が見えるような気がしました。
だから、割と穏やかな気持ちで、家に帰ってこれんたんです。
体はどこにあっても、母はいつも近くにいるような気がして・・・・
親ってありがたいもんですねぇ・・・・・
死に別れる時でさえ、子どもが受け入れられるように気を配って・・・
私の思い出の中の母は、もうあのベッドのやつれた姿ではなくなっていることに
今、気づきました。
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